施工事例

セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン
  • セイコー化工機耐蝕ファン

【修理に至る経緯】
羽根車破損により緊急停止

【使用目的】
焼却炉の排煙設備

【状況】
焼却炉に点火する時は必ずこの排風機(ファン)を運転するのだが、急に異音が発生したので現地運転員の方が急停止。
すぐに弊社に連絡があり急行。ケーシング内の羽根車が破損。
もちろん運転できる状態ではなかった。

【処置】
ボックス内より本機を取り出し(これが結構大変・・・)工場へ持ち帰り分解。 幸いにも予定部品以外に損傷はあまり無かった。
実はこの機械は今月末に整備する予定であったので軸受け、シール部品等はすでに用意してありました。(羽根車はもっと以前より購入していただき預かっていた)
工場内で分解、清掃、組立、調整。現場に持ち込み設置。試運転良好で作業終了。
翌日の焼却炉は問題なく稼動されて可燃ごみがたくさん燃やされました。 

【備考】
この羽根車はFRP製であり、すぐ手に入るものではない。元々、このタイプのファンはここでの使用方法としてはあまり適しておらず、お客様のコストダウンや容易なメンテナンスの関係であえて使用している。つまり程度はともかくとして、羽根車の破損は想定内ではあったのです。ですからこういった時の為に羽根車を購入して頂き弊社にて預かっていました。この機械の耐用温度は80℃までとメーカー指定、現実には75℃前後と上限ぎりぎりで使用している為、羽根車の負担は大きく運転中に損傷してしまうことは過去の経験より把握していた。本当はこうなってしまう前に整備する予定だったのだが、お客様の予算や、ご都合により今月末の整備予定になっていた。
結果的には作業日は別として全ての準備が整っていたので即日復旧が可能であった。 もちろん人員確保を含めて迅速な対応は日圧機販の真骨頂。

カテゴリ: 機械工事ファン
UPDATE: 2018.08.27