脱臭ファン
【修理に至る経緯】
経年劣化による定期修理。
【この現場での使用目的】
下水処理施設内で発生する悪臭を活性炭ろ過塔へと空気を移送する目的で使用。
（活性炭ろ過塔を通過する事により空気が浄化される。）
【点検】
現場にて分解、ケーシング内には羽根が収まっていてこれが高速で回転するので、羽根に付着する汚れが蓄積されると羽根自体のバランスが悪くなり、振動や消耗部品の劣化を早める原因になる。
この現場でもやはり上記の様な症状であった。
空気中の汚れや油、湿気等が徐々に蓄積物を付着させたと思われる。
【処置】
各部を清掃、洗浄。
羽根を固定するナットは直接空気やガスに接しないよう（接するとガスの種類によってはナット等が腐食して外れなくなってしまう）FRP製樹脂カバーを取り付ける。
【備考】
今回このボックス内で作業した人物は非常に大柄でありながら狭いところへ浸入。
挟まりながら作業していました。