現場は河川水調整や防災対策の為の排水機場である。
ポンプは計4台設置しています。
No.1、2は1500mm No.3、4は2000mmと大口径のポンプが設置されている。駆動機はエンジン式であるため、それを取り巻く補器は多数あります。
その内の冷却水ポンプの2号機と3号機が同時に運転するといずれも地絡にて異常停止してしまう。単体運転では異常はない。つまり4台同時に運転する事ができないという事です。
異常水位、河川の氾濫の恐れがあるこの時期では非常に警戒すべき事案で、早急な解決の為調査開始。
かなり頭の中は混乱していたが、終わってみるとコンデンサへ接続している電線が混線しており、写真の様に交錯していた。コントロールセンターは1年前に更新されていて、今までNo.2とNo.3の併用はなかったので今頃になって判明しました。施工は弊社ではありませんのであしからず(-o-)
なにはともあれ原因がはっきりしました。
電気的なトラブルは答えがわかると大した事ではないのだが、そこへ到達するまでには、経験や知識等が物をいいます。