施工事例

大型エアレーター
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【修理に至る経緯】
エアーレーター本体より異音がする。

【この現場での使用目的】
下水処理施設内にあるエアーレーションタンクのばっき装置。
(曝気とは水の中に空気を吹き込んで溶けている酸素の量の 増加を図ることをいいます。)

【点検】
水中より引き上げて点検、陸上で無負荷運転を行なった所、電動機(モーター)部の下部軸受(ベアリング)より異音がしていると判断。
この現場の機械は非常に大型だったため様々な治具(作業しやすくする為の工作物)を用意して分解。
やはり電動機下部の軸受が損傷していました。

【処置】
各部品を清掃、洗浄し消耗部品を交換して組立。減速機内にあるギヤ(歯車)のバックラッシュや歯当たり面の異常の有無を確認しながら組立ました。陸上にて試運転、修理前の音は消えており良好だったので水中へ設置。
実運転による自主検査を実施しました。(電流値、運転音、など)

【備考】
今回の現場へ設置されているエアーレーターは非常に大型であり全国の処理施設でも他県にも1箇所しかない特殊なサイズでした。専用工具及び治具も多数必要であり、弊社にて設計・製作により加工した治具も多数ありました。弊社ではその機械に合わせた治具等も必要とあらばすぐにでも製作し、どんな機械にも対応できる機動力・技術力・応用力があると確信しております。

UPDATE: 2018.08.27