施工事例

モーノポンプ1
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【修理に至る経緯】
経年劣化による定期整備

【この現場での使用目的】
下水処理施設内にある設備で、処理過程で発生した汚泥(有機質の最終生成物が凝集して出来た固体のこと)を次の処理工程へ移送する目的で使用している。

【点検】
各部を分解。 写真を見て解るように金属製のローターは、蛇の様に見えるので私どもはスネークと呼んでいます。 

【処置】
各部品を洗浄し用意した交換部品で組立調整。 ローターとステータを嵌め合わせる時はちょっとしたコツがいりますが、慣れたものでこの時もスムーズに入った・・・はずです。(汗)
 
【備考】
このポンプの特徴は、粘度が高く流動性が乏しい液体でも、パイプ移送が可能、もちろんサラサラした液体も移送可能。流動性のほとんどない物質も脈動なく移送。
下水処理だけでなく食品や薬品、他様々な使用方法があり、この手の移送には非常に優れた特性を持っています。余談ですが、某テレビ局の番組でも変わったポンプとして紹介されていました。その時はみなさんご存知と思いますがミックスベジタブル(コーンやグリンピースや人参等が混ざった)を移送しているところを紹介されていましたね。
ポンプとは面白いもので、色んな箇所で色んな目的で使用されています。 ですからポンプとは一言で言っても数え切れないほどの種類、製作会社があり、液体がある限り絶対に必要な機械という事が解ります。
我々もまだ見たことも無い様なポンプも存在するかもしれません。

カテゴリ: 機械工事ポンプ
UPDATE: 2018.08.27