施工事例

タイコー(強力吸引車搭載)
  • タイコー(強力吸引車搭載)
  • タイコー(強力吸引車搭載)
  • タイコー(強力吸引車搭載)
  • タイコー(強力吸引車搭載)

【修理に至る経緯】
回転不能

【使用目的】
強力吸引車搭載の真空ブロワー

【状況】
お客様より強力吸引車に搭載しているブロワーが動かないとので点検して欲しいと依頼。 点検窓より確認したところ内部(ケーシング内)にサビが発生しており、とても回転する様な状況ではなかった。
車より降ろしてオーバーホールを実施するしか手段はなかった。 

【処置】
お客様はすぐにでも使用できないと困っていたので一刻も早い復旧が要求された。
かなり新しい設備なので消耗部品に関しては再利用を前提で分解。
ローター及びケーシングのケレン、清掃、塗装を実施。
部品を再利用して組立、調整、試運転。
工場内の試運転で異常がないため車に取り付けて実運転実施。 異常なく本来の姿を取り戻しました。

【備考】
新しいのに何故この様になったかというと、このブロワーは水封式の為、運転中はケーシング内にも水が混入していて、作業が終わるとブロワーを停止してケーシング下部に付いているドレンより水を抜く。
このまま次回使用するまでの間(数週間)、放置しておくと徐々にサビが発生してしまう。
いざ使用したい時にはロックしていて今回の様な状態になってしまう。 対策としては、使用後ドレンより水を抜いてもう一度ブロワーを運転させる、このときは無負荷でドライ運転を実施する。 内部のケーシングやローターを少しでも乾燥させてから運転を停止させる、又は使用しない日でも1日1回はブロワーを運転させる等の方法でも末永い使用が可能になると思われます。

カテゴリ: 機械工事ブロワー
UPDATE: 2018.08.27