施工事例

スペンサーブロワー
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【修理に至る経緯】
経年劣化による定期修理。

【この現場での使用目的】
下水処理施設内にある曝気ブロワーで高濃度臭気を利用している。

【点検】
通常のルーツタイプと違い鋼板製多段ターボブロワです。
サイズが大きい為、駆動側、反駆動側と片方ずつ作業を進めていきます。
ベアリング、シール部品等は通常の劣化でした。(ここでは約2年に1回整備している)

【処置】
上記で述べたように片方ずつの作業になっており、調整の方法も少し変わっていますので弊社でも熟練度の高い作業者が筆頭で作業しています。
他の社員も勉強しながら作業を進めています。
最後はモーターと直結の為、カップリングの芯を5/100以内に収めて終了。

【備考】
このブロワの特徴は中高圧用に適しており、低騒音形や耐熱形等の特殊仕様や、ガスブースタとして空気以外の気体に対応させることも可能なブロワです。
この現場では処理過程で発生した高濃度の臭気を、水中や汚水処理施設のばっ気槽中にこのブロワにより吹き込んでいる。
そうすると入気中の臭気物質は大幅に低減される。(全ての臭気物質ではないが)
つまり一石二鳥の使用法である。 

カテゴリ: 機械工事ブロワー
UPDATE: 2018.08.27