サイクロモータープーリ
【修理に至る経緯】
経年劣化による定期整備
【この現場での使用目的】
排水機場（河川水位調整用ポンプ場）に設置しているごみ搬出用ベルトコンベアー駆動装置
【点検】
ドラム内にモーター直結型サイクロ減速機を内臓している。
ドラムから取り外せば通常整備するサイクロ減速機であり各部を分解。内部には曲線板、外ピン、内ピン等細かい部品や精度の高い部品が多数入っている為、分解時には特に注意が必要である。
【処置】
各部品を清掃、洗浄。
メーカー推奨部品を交換し組立作業。非常に部品点数も多いため分解・組立作業にも時間がかかります。
完成後は弊社工場にて出荷前の自主検査。
（外観、絶縁値、無負荷運転）
現場へ取り付けて、試運転。
実運転による自主検査。
（電流値、運転音など）
【備考】
モータプーリーに限らず減速機はあらゆる箇所で使用されている。いろんな機械の駆動装置にもなっており減速させる構造はメーカーにより様々である。