施工事例

サイクロモータプーリ
  • サイクロモータプーリ
  • サイクロモータプーリ
  • サイクロモータプーリ

【修理に至る経緯】
回転不能(過負荷にてサーマルトリップ)

【この現場での使用目的】
下水処理施設の脱水ケーキ搬出用ベルトコンベアー駆動装置

【点検】
ドラム内にモーター直結型サイクロ減速機を内臓している。今回の現場では常に稼動している為、一刻も早く復旧出きる様依頼があった。 故障原因の最小部位のみの交換を予定している為、原因を把握して最速で復旧を目指す
原因は減速機のモーター部ベアリング(反駆動側)の破損によるロック(回転不能)でした。

【処置】
破損したベアリングを用意(汎用品のため、すぐ準備できた)して組立。 ドラムから減速機を取り出す作業も大変なので、組立てるのももちろん大変でした。
完成後は弊社工場にて出荷前の自主検査。
(外観、絶縁値、無負荷運転)
現場へ取り付けて、試運転。

【備考】
今回は予期せぬタイミングで故障して且つ、急いで復旧するよう依頼があった為、最小限の分解、組立で終わりました。 当然他の部品も同様に経年による劣化が予想されるので、近いうちに改めて全分解によるオーバーホールを実施する事を推奨しました。

カテゴリ: 機械工事減速機
UPDATE: 2018.08.27